読書時間を作り出す電子書籍(Kindle・楽天Kobo)のすすめ

年末に差し掛かり、ふるさと納税の季節がやってきた。

僕は年末まとめ買いのタイプなので、この時期はだいたい70-80万円分くらい購入する。

そしてポイント還元率を考えて、もっぱら楽天市場から買うことにしている。

 

この楽天市場のポイント制度。SPUと呼ばれているが、ここで改めていうまでもなく、かなりお得な制度になっている。

 

端的にいうと、楽天系のサービスを使うごとに0.5%〜1%ずつポイント還元率が上がるという仕組みで、楽天ブックスの場合は当月の楽天での買い物総額の0.5%が還元される。

つまり、楽天市場で70万円買った月に、楽天ブックスで本を買うと、(70万円+本代)×0.5%がポイントでもらえる。

上の例の場合、なんでもいいので3,500円以下の本を買った方が得(買わないと損)することになるということだ。

 

すっご。

楽天って買い物客に本をプレゼントしてくれるんだ。

 

ということで、楽天ブックスから実質タダで本を買って、楽天koboという専用のアプリ(AmazonでいうKindle)を使って、スマホで本を読むというのがこの時期のスタイルになった。

 

そこで改めて感じたこと。

やっぱり電子書籍×スマホがインプットには最強。もう紙の本には戻れない。。

それくらいメリットが大きい。そんな感動を改めてまとめてみたいと思う。

 

隙間時間を読書時間に変えられる

我々の用事と用事のあいだにスキマ時間がある。

たとえそれがほんの5分でも1日に12回あれば1時間。このスキマ時間を読書時間にあてると、本を読むスピードが格段に上がる。

 

たとえば↓の時間、みなさんはいかがお過ごしだろうか。
・エレベーターに乗っているとき
・トイレにいるとき
・誰かを待っているとき
・スーパーまで歩いているとき(歩きスマホが前提になるが)
・信号待ちをしているとき
・ご飯を食べているとき
・子供と遊んでいるとき(子供が全力でこちらを向いて遊んでくれる時間は意外と少ない)
・歯を磨いているとき
・ベッドに入ってから眠ろうとしているとき

これだけでも1時間は読書時間がつくれる。

要素としては、「スキマ時間があり、それを埋めるツールがある」というだけで、特別なことは何もしていない。実にシンプルな話だ。

これに限らず、スマートフォンはこのスキマ時間の生産性を圧倒的に上げる力を持っている。

たとえば電車に乗ったとき、向かいの座席を見ればおそらく9割以上の人がスマホ片手に同じ格好をして座っているはずだ。

それくらいスキマ時間を埋める効果が広く認知されているということだ。(やっているのはゲームであることが多いけど)

 

デメリットは金がかかること

本は本屋で購入できる。電子書籍は買わなければ読めない。電子書籍ならAmazonとか楽天ブックスなどだ。

紙の本ならその大半を無料で読む方法がある。図書館を活用すれば良い。

もちろん電子書籍専用の図書館もあるにはある。ただし、本の種類に制限があったりと、貸し出しサービスは未だ普及していない様子。

そして、僕はこのまま普及しないのではないかと考えている。それは「本の価値」を考えると自然にそう思えてしまったので。

 

まず、図書館で本を借りるのは無料。これは教育基本法で図書・文献の貸し出しに際して、金銭の徴収が禁じられているからだ。

もちろん図書館側は貸し出すための本を購入している。購入費用の原資は、当然税金だ。

地方自治体単位で買っているので、サラリーマンである我々が最もイメージしやすいのは住民税ではないだろうか。

つまり、働いている人みんなでお金を出し合って、そのお金の一部で図書館が本を買い、それを希望者に順番に貸し出すサービスを提供している、というのが正しい表現だろう。

日本は教育に熱心なふりをするのが得意だ。

さて、読みたいときに無料で借りれる本の仕組みが分かったところで、なぜそれが本屋で売られているのか考えてみる。

このデフレ経済の中で、金をかけてまで本を買う人の心理はなんだろう。

・いま読みたい(新幹線の待ち時間に書店で買って車内で読むなど)

・電子書籍が苦手、慣れていない、知らない(物理的なもの以外にお金を払いたくない人を含む)

・コレクター(特典とか)

・ギフト

・本を汚す可能性がある(書き込みをする、子供が本を噛んだりビリビリ破ったりする)

・中古が嫌い

だいたいこんな感じだと思うが、本質的なネックは1番目だと思う。

図書館で本を借りる場合、基本的には早いもの順になる。だから新作とか人気作品などは実際に手に取って読むまでに時間がかかる。

一方、買う本は旅先でも調達できるし、自分の本棚に行けばすぐに手に入る。

「これ面白そうだな、読んでみるか。」

「あー、あれなんて書いてあったかな?」

「今日は何章からスタートしよう」

そんな時にすぐに読める。これは持ち本の価値である。

こう考えると、自分都合で読みたいときに読むために書籍代を支払っているといっても過言ではない。

 

では、「読みたいときに読める価値」が持ち本の主たる価値なのだとして、電子書籍図書館が充実したらどうなるかを考えてみたい。

 

今の図書館との違いは、電子書籍図書館の場合は、読みたいときに読めるようになる、ということ。電子書籍なので中身はデータ。誰でもいつでもダウンロード可能なわけだ。

つまり、この価値が満たされてしまうと持ち本の価値と並んでしまう。すなわち持ち本の価値が相対的になくなる。

 

需給の関係で、紙の本を買う必要がなくなるから、紙の本の売り上げは下がり、執筆家に支払うお金がなくなるので品質が下がる。街の本屋も家電量販店のような扱いになるだろう。

執筆家にとって、紙の本は一つの情報発信手段に過ぎないので、代わりに動画や声での発信が増える。

最近では自身で課金することも難しくなくなった。本をコンテンツとしてウェブ配信する動きにもつながってくるかもしれない。

 

こうなると、本のマーケットには大打撃を与えることになる。そしてこの手の市場構造の変化には、既得権益が大きく絡む。

最近では、ニワトリの飼い方ひとつで裏献金がなされて政治家が逮捕された。(アニマルウェルフェア問題)

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79774?_gl=1*1hs90b*_ga*Z29fODJ3MEdudzJCc2xEcjFWMFlfMjV2VWIwNVF6RVU0TVlvbGZLS05ZbDJGZnlmM3ZXTTZJQ2xYdWFVallaYg..

これは個人的なイメージだが、ニワトリさんより本の方が抵抗圧力はすごそうだ。

だから、自治体レベルで一筋縄に解消できないというのが電子図書館が広まらない理由なのではないかと思う。

 

そんなこんなでいろいろ考えたが、要するに電子書籍は旬な情報をすぐにインプットできる最高のツールだ。

スキマ時間をつなぎ合わせると2日に1冊は読めるだろう。

 

知識は人生を豊かにする。そして人間のやる気には旬がある。

これは明らかなのだから、知識を得るための投資をケチったり、待ち時間を作っていてはせっかく楽しめる旬な時間を無駄に見捨てているようなもの。

読みたいものはすぐに読んでしまおう。それが一番だ。本を買う金くらいならいくらでも稼げる。

 

ということで、今後もKindleと楽天Kobo生活を楽しみたいと思っている。

それではまた。