サラリーマンの仕事が単なる大人の遊びに見えてきた
サラリーマン。
このワードにネガティブな感情を抱く人は多いはず。
労働者とか。
苦行とか。
懲役とか。
そんなイメージがあります。
それに対して、最近僕は新たに頭の中で定義しなおしてみました。
比較的ゆかいな考え方です。
少し書いてみたいと思います。
サラリーマンって、実は大人の遊びなのではないか
なんだか僕は【会社員=大人の遊び】なのではないかと思えてきました。
そうでもしないとやってられない気持ちの行く末がこの考え方だったのかもしれません。
もしくは頭がおかしくなってきただけなのかも。笑
でも結果的に良かったかなと思っています。
こういう考えに至ったのは、
「サラリーマンにはリスクも責任もないんだなぁ」
とつくづく思ったことがきっかけです。
気の合う同僚と
「この先(事業を)どうやっていったらいいんだろうね~」
なんて談笑をしてたら、定時なんてあっという間にきてしまいます。
そうなればGoodbye the end! また明日!です。
これってもはや遊び以外なにものでもないような気がするのです。
たまに「責任は取ります!」みたいな言葉を耳にしますけど、え?って思ってしまいます。
改めて考えてみると、責任を取れる立場の社員なんてほとんどいない。
取締役くらいです。
それですら有限責任のもとに働いてます。
つまり、いないのです。
たとえば。
自分のミスで取引先を倒産させてしまったとき。
この責任ってなんでしょう。
倒産前に戻すってこと?保険会社でもない限り絶対に無理ですよね。
政治家が「辞職します。」と頻繁にいうけど、辞めたら何か変わるのか?取引先が復活するのか?
そう。何も変わらないんです。
そもそも責任なんて存在しません。
評価を下げてもいいよ、くらいの意味合いで使われているのかもしれませんけど。
損害を与えても首にならない
会社でのアウトプットが低かったとしても首を切られることはまずありません。
だからノーリスクです。
日本はメンバーシップ型の採用方針×終身雇用の常識がはびこっているので、なおさらでしょう。
でも職務規定違反をすれば首を切られるかもしれない。
罪をやってしまうとさすがにOUTかも。
ここは大人のルールとして守るとしましょう。
たとえば。
新たな事業を始めて失敗したとします。
そのとき。
個人が損害を補填することは絶対にありません。
身銭は1円たりとも減らない。
むしろ月末には基本給が振り込まれます。
下手すりゃ「惜しかったね。次また頑張ろう。」と称えられることもあるかもしれません。
他のケースも。
海外顧客に新規営業をかけて失敗したとします。
何度も何度も海外出張に行き、最終的に破断してしまった。
そうなったとき。
交通費代すら請求されることはありませんよね。
残るのは自分の糧になる経験のみ。
結局プラスになってしまう。
だから入社してしまえば首にはならないし、仮に失敗し続けていても基本給は振り込まれるのです。
あんなことした。こんなことした。あのときはあほだった。
そんな会話を同僚と和気藹々としていればなにも問題ありません。
これが自営業だと?
こうはいきません。
評価が下がっても給料はたいして変わらない
↑みたいなことをしたら、オレの評価はどうなんねん!
そんなことを気にする人もいるかもしれません。
ここについては、僕は評価を気にして働くのは無駄だと思っています。
評価は、自分の働き方で決まるものではありません。
評価は、
・自分と上司との相性
・評価されやすい仕事を担当するかどうか
で決まるからです。
僕は入社当初は評価は鳴かず飛ばずの一般社員レベル。それが長く続きました。
その後、僕のことを気に入ってくれる上司が転勤してきて、仕事内容は変わらずに評価だけぐっと上がりました。
自分のことをよく見てくれる上司の視界には、僕を評価すべきポイントがたくさん見えたのでしょう。
これって相性なのですよね。
相性が悪い上司であれば僕を評価すべきポイントはまったく見えないでしょう。
見ろと言っても無駄なのです。見えないので。
だから抗うなんて無駄。
その後、僕のところにきた仕事は、大ヒット間違いなしの新製品の営業マネージャーという役職でした。
誰がやっても同じ結果だったと思いますが、社長賞をもらってさらに評価が上がりました。
これも自分で立候補したわけではありません。
めぐりあわせです。
良いめぐりあわせだったと思いません。
そのために努力したこともないです。
あくまで、たまたま僕がやっただけ。
要するに、評価は自分が上げたくても上がらない、ということ。
逆に考えれば、評価なんて気にしても意味ないと割り切れるということです。
それでももし仮に評価が想定以上に下がったら。
給料が下がりますね。
そこで、給料が下がってしまったら生活していけない…。
そんな不安を抱えているようあれば、いまの生活レベルが高すぎるのです。
今の生活費を稼ぐために良い評価をもらわなくてはいけない。それも我慢して。
そんな働き方はどうせ長続きしません。人生がもったいない。
お金の問題は投資するなりで早々に解決しましょう。
不動産やら太陽光やらの過激な投資はオススメしません。
※僕は不動産投資・太陽光投資に手を出してしまいましたけど。
投資信託で十分です。
毎月一定額を投資にまわせば誰でも経済的自由は手に入れられます。
気になる方は↓こちらもどうぞ。
初心者がはじめて投資するなら投資信託がオススメ|プロも使う2つの手法で簡単運用
そして自分の興味のある仕事をやるほうが賢い。
もしその興味すら湧かないという人は、仲の良い同僚と働ける仕事を選べばいい。
日々、冗談でも言い合いながら過ごせばいいと思うのです。
気軽に転職する
もしそれでも我慢できないのであれば、いっそのこと転職してしまうのも良いのではないでしょうか。
仕事時間が長すぎる!もっとゲームしていたいのに。
とか、
意味のない仕事をやるのが我慢できない。
とか。
こういうことは会社の規定や風土や今の経営環境で決まるようなものなので、労働者の声が上がったところでなかなか解消しません。
そのため、勤め先を変えてしまったほうがスマートです。
ちなみに20年前と比べて、所得中央値が500万円を超える県は以下の通りに変わったそうです。
https://getnews.jp/archives/2061163
どんどん給料がさがっていっているんだなぁ。
という見方ではなく、こう考えてみてはいかがでしょう。
青いところ以外だったらどこにいっても同じ生活ができる。
つまり、受け口はいくらでもあるということです。
いまは転職経験が多いことにマイナスの印象を与えることも少なくなってきました。
転職自体、市民権をしっかりと得ています。
我慢できない場合は期待できそうな会社を点々とするのも選択肢としては十分ありだと思いますね。
サラリーマンを遊ぼう
さて、月曜日からはじまるサラリーマン生活。
6,000万人の労働者たちがサザエさんを見ながらげんなりしているはず。
そんなときは仲の良い同僚とチャットしにいくだけ~と思ってみてはいかがでしょう。
気軽に気軽に。
それではまた。
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