年収2,000万円のサラリーマンの生活レベルを紹介します|家賃や貯金もタイプ別に解説
こんにちは、サラリーマン社長です。
さて今回は、
年収2,000万円サラリーマンの生活レベル
について書いていきたいと思います。
コロナが落ち着いてきたこともあり、先日OB訪問を受けました。
「やりがいなんて働いてみないとわからないですよ」
「やっぱり給料は大きいですね」
うん、間違いない!
キミは正解だ!
おじさんもそうだったよ!
僕は年収ランキングで上位に顔を出す大手企業につとめています。
今の年収は2,500万円程度。
「先輩の生活はどんな感じなんですか?」
最近の子は単刀直入にきくね。いいね。
率直なところを教えてあげようじゃないか!
と、いろいろと暴露してきました。
話をしていて思ったことは、たしかに年収2,000万円の生活レベルというとみんな興味がありそう。
ということで、もう一歩調べた内容もあわせてまとめていこうと思います。
年収2000万円の生活
当然ですが「食う寝る遊ぶ」に困ることはありません。
僕の同僚は↓こんな感じです。
・1億円を超えるタワーマンションに住んでいる
・毎年海外旅行に行っている
・1,000万円を超える車に乗っている
・子供の習い事に年間200万以上かける
・近所の公園にもタクシーで行く
・毎朝タクシーで出勤する
・奥さまは毎年ブランドもののバックを買っている
・暗号資産に投資している
たいていの欲しいものは臆せず買えます。
あと、自転車で10分もかかるような公園にはタクシーで行きます。
海外旅行に200万かけることもしばしば。
要するに、普通より金持ちなんです。
そりゃそーだ。
年収2,000万円の人の位置付け
大台と言われる年収1,000万円。
年収2,000万円はさらにその倍です。
上には上がいくらでもいますが、一般的にはなかなかいないレベルだと思います。
そこでレア度を調べてみました。
結論。
年収2,000万円は、
・独身だと上位0.5%
・世帯年収だと上位1%
だそうです。
※2019年国民生活基礎調査より(2020年はコロナで調査自体が中止)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html
100人いたら一番上ということなので、想像通りだいぶ上の方です。
そりゃ金持ちだわな。
ただし!
収入と生活レベルは基本的に比例しますが、収入が2倍になったからといって、生活レベルも2倍にはなりません。
これには、税金という名の「年貢」があるからです。
累進課税という恐ろしい制度です。
稼げば稼ぐほど、額面と手取り額の差は開いていくのです。
では、お金を何に使っているのか。
具体的にさらしていきましょう。
年収2,000万円の生活コスト
僕の同僚たちは、だいたい「800万円~1,200万円+教育費」という生活をしている人が多いです。
おおざっぱにいうと、
・生活コストは若干高め。
・教育費は子供の人数とか考え方によって大きく変わる。
そんな感じです。
なんといっても年収2,000万円レベルになると、税金が実に700万円くらい取られます。
手残りは1,300万円。
ここから1,000万円使っちゃうと、残り300万円。
海外旅行に行って、少し贅沢したり、塾に通ったりすると、実はお金は一切貯まりません。
結局、所詮はこんなものなのです。
やっぱり税金が大きい。
そして普通よりは(段違いに?)忙しいので時間に余裕はありません。
うーん、幸せとはなんぞや。
ちなみに僕の場合は以下のような内訳です。
・住宅費 500万円
・食費・光熱費・通信費 300万円
・保険 200万円
・教育費 100万円
住宅費が最も高いです。
僕は、自分の資産管理会社の社宅として契約しているので、一応経費にしています。
真っ当に支払うと高いですね。
保険は積み立てがメインですが、忙しいのでもはや放置してます。
見直したほうがいいのだろうな。
コロナの影響で最近は旅行にいっていません。
なので、年間コストには出てきていませんね。
年収2,000万円の住宅事情
僕の同僚には賃貸派はほぼいません。
若手で未婚の人くらいです。
つまり、大体の人が持ち家です。
持ち家派
おおよそ5,000万円〜1.2億円くらいの家に住んでいます。
最近はマンション価格が上がっているので1億円を超える物件を買う人も増えてきました。
東京は広い家が少ないので、
・60平米〜90平米
・2LDK〜3LDK
のマンション住まいが多いです。
主流は60〜70平米ですね。正直狭い。
当然ローンを使う人が多く、金利は0.4〜0.7%程度のようです。
住宅ローン減税を利用する人が多いですが、中には前倒し返済する人もいます。
これには投資家としてはもったいなく感じてしまいますけどね。
賃貸派
賃貸派は、世帯持ちだと
・家賃25万〜35万くらい
・60平米〜90平米
・2LDK〜3LDK
が主流です。
やはり60〜70平米が多く、家賃は30万以下が多いです。
家賃は収入の3割と言われたりしますが、年収2,000万円を超えてくると当てはまらなくなるようですね。
年収2000万円の貯金額は?
これはピンキリです。
0に近い人もいれば1億以上で貯めている人もいます。
いくつかのタイプに分けられます。
・タイプ1 前倒し返済で貯金なしタイプ
・タイプ2 管理せずただ貯まっているタイプ
・タイプ3 浪費タイプ(特に奥様)
・タイプ4 着実に投資するタイプ
・タイプ5 爆裂に投資するタイプ
それぞれ説明していきます。
タイプ1 前倒し返済で貯金なしタイプ
マンションを買って、前倒しで返済するタイプですね。
これが最も多いです。
特に所帯持ちはほとんどがここに該当するのではないでしょうか。
全体の60%程はここに該当すると思います。
上記のとおり、手残りは300万円ほど。
これを前倒しで銀行に返していく人たちです。
節約して年に500万円ほど返済する強者もいます。
その場合はだいたい入社15〜20年ほど、年齢は40代のうちに完済する感じですね。
タイプ2 管理せずただ貯まっているタイプ
若手にはこれが一番多いです。
感覚的には20%程度がこれなのではないかと思います。
上の例で行くと、年間300万円は貯まりますので、銀行預金に放置しています。
もっとも銀行預金は1,000万円までしか保証されないので、1,000万円を超える場合は銀行口座を分ける人は多いです。
タイプ3 浪費型
宵越しの金は持たぬと言わんばかりに、使いまくるタイプですね。
最近はほとんど見ないですね。
昔は多かった印象ですけど。
稀にいる感じ。
旦那が働いている裏で、奥様がしっかりとハイソな生活を楽しんでいるケースはよく聞きます。
それはそれで賢い奥さまですね。
タイプ4 着実に投資するタイプ
最近徐々に増えてきました。
YouTubeなどでインデックス投資が盛んに発信されてますので、投資のハードルが下がっているのだと思います。
国もNISAやらIDECOやら促進していますしね。
10%くらいの人はこのタイプかなと思います。
インデックス投資が一番多く、なかには暗号通貨に手を出す人もいたりします。
タイプ5 爆裂に投資するタイプ
会社に依存したくない人で、行動力がある人がこのタイプに該当します。
感覚的には、100~200人に1人くらいでしょうか。
ちなみに僕はここですね。
不動産投資が貢献して、入社10年目で1億円を突破できました。
残念なのは、この中のほとんどが「都心のワンルーム投資」をしているということ。
はっきり言います。
これだと絶対に金持ちにはなれませんよ!
これはまた別の機会にでも。
まとめ
タイプ1~5と見てきましたが、どのタイプも金余りの状態とはほど遠いです。
唯一、タイプ5の爆裂投資型の一部は金持ちになれる可能性がありますが、全体の1%もいません。
年収2,000万円サラリーマンの生活
・庶民の中ではベースが贅沢。タクシー利用・海外旅行は生活リズムの一つ。
・税金が高いため、思うほど手残りがない。
・貯まったお金は前倒し返済がメイン。貯金放置型がそれに続く。
・爆裂投資型の大半はワンルームマンション投資で詰んでいる。
・仕事が忙しく、時間がない。
結局、年収2,000万円だけでは経済的自由(FIRE)は厳しいです。
投資が必要ですね。
高年収属性を使って、不動産投資をして、得たキャッシュを投信でまわす。
これが王道です。
やってきたことはここにまとめて書いておきました。↓
働かなくてもよくなるまでにやってきたことをまとめてみた【年収6,000万・純資産2億までの経緯】
転職を考えている方、就職活動中の学生さん、高年収ライフに興味があれば狙ってみてください。
それではまた。
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